カテゴリ:旅と同窓> 目次。 > 旅 2)帝都迷走の旅
2005/11/2-3-4(木)
Round1 旅の始まり
2005年、11月2日。平穏な祝日を前にして
僕(=ヤブキ・子供企画研究・ジョー、♂)はいつも通り仕事をてきとーにこなし、
漂流教室ばりの過疎的な職場状況に促されつつ帰宅しようとしていた。
ナイスタイミング・メイル。
少年院時代の「ライバルのち親友」な
マンモス西(♀)からだった。
4日前、10月30日にもマンモスとは
スタミナ太郎(焼き肉)という名のスパーリングを軽めにこなしていた。
ということで
再戦なんだぜよ!
(この文体に既に飽きが)
18:52 「再戦リング」という名の、<骸骨くんのいっぱいある部屋>に到着。
19:00 連絡をくれた「マンモス」、徳島出身のセコンド「お嬢さん」、
そして僕のセコンド「ミスタ」(ジャイアンツ、♂)と夕飯。
20:30 カスミ・ストアで酒や牛乳や揚げ豆腐を買う。
21:00頃から 呑む打つべし。(「ラガー」とか「モスコ」とかいう技が大炸裂)
23:00頃も 呑む打つべし。(たぶん「焼酎」。パンチが効いてました)
24:00 明日のために、(「電撃くん」とかいうよくわからん液体を)
呑む打つべし。
01:00 明日のために、
ていうかすでに「明日」。
02:00 たぶんこの時点くらいから、かなり心の防波堤が低くなり始める。
03:00 何話してたかわからないくらい
真っ白く呑む打つべし。
04:00 「何でも話すから何でも聞け!」みたいな状況に。(気まぐれ)
05:00 「もう5時!?」とか、今考えるとバカすぎるコメントが発動。
06:00 まだちょっと呑んでたりする。
07:00 さすがに眠くなってくる。
07:15 真っ白になりかけるが辛うじて生きている。
しきりに「寝ちゃダメッ!」って言われる。
超気持ちいい。
07:30 「女の子は「寝ちゃダメッ!」ってたくさん言うべきだよな」
な〜んて思いつつ、奈落へ。(=ダウン)
08:30 目覚まし「エリカ」で起きた記憶もあるが、再び奈落へ。(=2度目のダウン)
10:00 ぐだぐだなファイティングポーズをとる。(起床)
リングには気づくとマンモスと僕の
2人っきりに。
『東京日和』的な、祝日の柔らかな日差しをカーテン越しに浴びつつ
・
・
・
16:00 6時間が経過。
(なんか突然エロい)
16:15 帰宅した「お嬢さん」をバイト先に送りつつ
なぜか
Round2 本当の旅の始まり
14:30 「マンモス」がいると毎回なんとなく、てことで
海へ。
(雨降ってきたりして、いろんな意味で寒い)
18:30 北関東発に乗り遅れる。
ものすごいブローが肝臓をヒット!
18:30 常磐自動車道に乗る。「20:30分東京発」の高速バスを目指す。
19:00 友部SA。今日初めてのご飯。
祝日のためか、万博並みに混んでる。
控え目に言って「縁日」。
「ギョーザドッグ」300円。
ほぼ「肉まん」だが、おいしかった。
19:30 柏IC付近。三郷まで30分の渋滞。この情報を見て、ぜってー間に合わねぇ、と判断。
柏IC→国道16号→国道6号のコンボを選択。
英断のつもりだったが、
今考えてみると完璧な
「死亡フラグ」を立てたことに。
19:40 16号、まさかというか、あの「縁日」から考えれば必然の
大渋滞にはまる。(←バカ)
20:00 ようやく6号に到着するものの、
東京まであと30キロ地点で残り時間30分。無理!!
インテリ
と掲げてあるホームセンター(自称)を発見。
話をはぐらかすためiPodで遊び始める。
マンモスのテーマ曲は
B'z『未成年』
僕のテーマ曲は
椿屋四重奏『春雨よ』
20:30 ようやく浅草橋。
ていうか、東京駅の場所が今ひとつわからない。(←バカ過ぎ)
20:45 警官に聞く。かなり不審そうに教えてくれました。
21:00 東京駅到着!
ライバルとのお別れ。新幹線で旅立つ。
同 僕がディレクター(監督)だったらここで
エンディングロールを流しますが、
Round3 まさかの旅の始まり
マンモスを見送った僕。
「明日の仕事もあることだし、今日中に帰ろうかな☆」
てことで東京駅を出立したのですけど、まず、
ガソリンが
エンプティー(からっけつ)表示!
そして、都会って何でもあると思ったのにが皆無。
「ま、とりあえず田舎方面を目指そうかな☆」
という、アバウト極まりない目標設定が最悪の事態を引き起こします。
言っておきますが、カーナビはおろか地図も無いし土地勘もない。
あるのは「単なる方向感覚」への過剰な自信だけ。
はっきりとした証拠があるのは、23:07の送信済みメールっす。
23:07(東京駅出発から3時間後のメール)
「理解出来ないんですが、
まだ日本橋です」
・・・この「3時間」は、僕の10年近いドライブ経験の中で
間違いなく最悪最低の迷いまくり状態でした。
〜〜回想シーン〜〜
迷いたくて迷ってないってとこが最悪。
至る所にある「BOSSレインボーの看板」のせいなんですけど、
そういうシチュエーションを面白いとか言ってられない。
なにせ、
ガス欠ったら終わりなんですから!
もち、首都高に乗れば楽勝です。
が、首都高でガス欠ったらと思うと乗れない。ネタにはなるけど。
そんなわけで文京区・墨田区・荒川区・なぜか豊島区まで。
もうね、ものすごく理不尽ですが、
谷中とか千住とか、大嫌いになりそうでした。
しかもガソリンスタンド、2時間経過してもまだ無い。
これは焦りますよ。とーっくに針は振り切ってるし。
そんな時
僕 「ハケーン! (゚∀゚;)」と思って入ったら
じじい「ウチ、プロパンしか置いてないよ」
プロパンてなんだよ!
北関東出身だからってバカにすんな!
豊島区なんてもう一生来ないんだぜ!
黙って急発進の僕。
足立区とか葛飾区の文字を見ると
かすかに涙ぐむ始末。
んで、
「もう限界! 加平で首都高乗っちゃおう!」って一大決心して乗ったら
都心(逆)方面へ・・・
頑張って松戸行きゃよかった・・・。
で、箱崎ジャンクションで降りて
すぐに見つけたJomoで給油した時には
マジで助かったと思いましたが、
左折したら
東京駅が。
数時間前にここを出てから一度も降車していません。
全てを忘れて再び出発。
なんとか日本橋に着いて、国道6号に乗れて、
・・・なぜか「亀戸駅」が。
千葉方面はたぶん北関東じゃないぞ。
環七→三郷線→三郷IC(シタミチ)
書くのもめんどいぜ。
24:00過ぎ 三郷で常磐道に乗れたときは寝そうでした。
その後、延々と「美しく燃える森」を歌いながら
25:15 那珂インターから脱出。20分後に無事(?)帰宅。
今思えば、窓全開で(眠いから)音おっきかったのに
異常音が聞こたんだよね。
26:00過ぎ 3度目のダウン(就寝)。TKO
翌日、20キロ離れた職場で気づいたんだけども、
タイヤのバーストが起きていた
のにもかかわらずよくもまあ無事だったもんです。
燃え尽きてはいませんが、
僕は今回、どこで間違ったんでしょうか。
(終劇)